マニアックな話になりますが…
カルトナージュの蓋や箱自体の持ち手に、家具に使える取手を使う場合、注意点があります。
こちらは、生徒さんがZARAhomeで購入した取手。
たしかにかわいい!
でも!
持ち手にネジがついている取手はカルトナージュには向きません。
向かないというのは、使えなくないけどある程度の工具と知識がないと上手く使えないという事です。
なので取手の方にネジ穴があるタイプを探すようにしましょう。
じゃないと、
こうなります。
今回は2.5ミリの厚紙3枚にウレタンと厚地の布の構成ですが、これでもネジが出ます。
作品によっては、4センチ以上飛び出るかと思います。
というのも、もともとの用途が木製家具の取手ですから長めとなりますよね。
それとネジが太いです!
4.8ミリの太さのネジなので、通常カルトナージュで穴あけに使うキリや千枚通しでは穴が開けられません。
ドリルが必要です。
電動ドリルと、4.8ミリのドリル刃があればいけますが、普通の家庭にはあまりないかなぁと。
ネジを通す穴を開けるだけでひと苦労なんですね。
という事で、蓋をお預かりして小柳自宅で取手が使えるように加工してます。
穴を開けた後は、ネジを切ります。
ネジを切るには糸鋸ですね♪
家にある人の方が珍しいやつ。
糸鋸で切れますが、ちょっと時間がかかりますので、
『バンドソー!!』という名の電動工具の登場です。
自宅にこれがある人はかなりマニアックな人…♪
数秒でカットできました。
とはいえ使い方を誤ると怪我するし危ないマシーンですので、凄く注意しながらやってます。
手を切らないようにはもちろんのこと、切ったネジの残りが飛ぶんですよ!!
という工程を経て、やっと取手を作品につけられました。
ナットが出ちゃうのはしょうがないですね…埋め込むって手もありますが…。
緩んだ時に締め直せないですからね。
可愛くできましたね♪
以上、マニアックな話にお付き合いいただきありがとうございます。
もし、加工して欲しいものとかあればご相談ください。
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